新書「スマホ脳」を読んだ:あなたは毎日何時間スマホを触っている?

 新書「スマホ脳」を読み終わったので感想を書いていく。

 

 

作品メモ 

スマホ脳 著:アンデシュ・ハンセン 訳:久山葉子 出版社:新潮新書 201ページ

妻が本屋で買っていたので借りて読んだ

読んだ理由

・自分がダラダラとYoutubeのショート動画を見て1時間を浪費したのに気づいたから。

・上記の気づきがこのブログを始めた理由でもあり、その改めての戒めのため。

感想

 本書の主張を一言でまとめると、「スマホの理由はほどほどにしないと心身に悪影響がある」である。そんなことは誰でも知っていることであるが、気づいたらスマホいじりで1時間が過ぎていた、それどころか数時間過ぎていたということは誰にしもある。

 退勤中の電車でふと周りを見渡してみると、みなみなスマホをいじっている。家の近くを歩いている人や駅で歩いている人を見ると、歩きながらスマホをいじっている。レストランやカフェで周りを見渡してみると、ほかの人と来ているのにスマホをいじっている。

 スマホは我々の脳みそのドーパミンを与えてくれる。そのせいで手放せなくなってしまうのだ! と本書は語る。我々の脳みそは農耕狩猟民族時代のままなので、そうなってしまうのは生物学的に普通である。ただし、スマホのせいで、心身に悪影響が出ている、ということを(Daigoなみの)大学研究結果を参照しながら伝える。

 確かに、昔ほど集中力が無くなったことは自覚していた。映画もドラマも続けて観るのは30分が限界だ。ゲームも1時間くらいがせいぜいか? 読書なんてのは、15分が限界だ。という自覚や周りの人のようすを見ているので、本書にはヒジョーに説得力があった。

 つまるところ、我々人類が獲得した「理性」にてスマホとうまく付き合っていくしかないのだ。スマホを完全に使用しない生活はもはやできないし、とはいえどっぷりとスマホを使用した生活は不健全である。そこは理性の力によって、スマホをいじるより自分のために必要ことはなにか? と問いかけ続け、無目的なスマホいじりを制御するしかない。

 私も、年末年始の休暇の際、Youtubeのショート動画を見て2時間経っていたことに気づいた。「貴重な時間の2時間をこんなことに使っていいのか!?」と絶望をし、もっと自分の好きなことに時間を使いたいと考えた。うまく時間を使った結果を残したいと思いのブログをはじめたわけであるが、どうやらこの考え方は正しかったようである。

 なるほど私は、「スマホ脳」ではなく比較的理性的な人間だったようだ。

 ということで、私のGooglePixelの使用時間を確認してみた。

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週合計:33.8時間 平均4.8時間/日

 依然とゴリゴリのスマホ脳でした!! 自分の使っている時間を確認して、自分を諫め、自分の人生をより良いものにしていこう。

 

影響

スマホの通知を電話以外オフにした。

・朝起きるときスマホのアラームにしていたので、目覚まし時計を買おうと思った。