映画『トップガン(1986年)』を観た:トム・クルーズのカリスマ性と迫力あるドッグファイトがチョーかっこいい

作品メモ

トップガン(原題:TOP GUN) 監督:トニー・スコット 1986年12月6日 110分 パラマウント・ピクチャーズ

AmazonPrimeでラップトップで寝転がりながらGWに観た

カリフォルニア州ミラマー海軍航空基地。そこにF-14トムキャットを操る世界最高のパイロットたちを養成する訓練学校、通称“トップガン”がある。若きパイロットのマーヴェリックもパートナーのグースとともにこのトップガン入りを果たし、自信と野望を膨らませる。日々繰り返される厳しい訓練も、マーヴェリックはグースとの絶妙なコンビネーションで次々と課題をクリアしていく。しかしライバルのアイスマンは、彼の型破りな操縦を無謀と指摘する。その一方で、マーヴェリックは新任の女性教官チャーリーに心奪われていく。

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観た理由

・『トップガン マーヴェリック』へ向けた予習。

・昔の映画を機会があれば観たかったから。

感想

 『トップガン マーヴェリック』が今月末に今回される、ということで、前作を観てみた。爆発したり怪物が出たりアクションしたりする映画はすごく好きなのだけれど、このようなミリタリー的なものは、思えばなかなか観たことがなかった。このまえフリープレイで落ちてきた『バトルフィールド1』をプレイしたくらい。

 まず、冒頭の夕日をバックにした空母のシーンがカッコいい。そのまま冒頭のMigとのドッグファイトのシーンが入る。そこで主人公の天才的な技量と大迫力の空中戦を見せつけられて「うおおッカッケー」となっていく。こんなパイロットいないだろ、という気にもなってしまうものの、トム・クルーズのカリスマ性でなんとく腑に落ちてしまう(笑) トム・クルーズのカリスマ性と迫力あるドッグファイトの描写が非常に魅力的な作品であった。

 とはいえ、ストーリーの構造的には、なんとも平々凡々という印象は受けた。ヒロインとの恋愛模様、ライバルとの切磋琢磨、親友の死という挫折、挫折からの復活、そして最後の魅せ場のドッグファイト…。逆にストーリーが平凡でまっすぐだからこそ、トム・クルーズと空中戦のカッコよさが際立つのかなという印象を受けた。劇場で観るとメチャクチャカッコいいんだろうな~と思いながら、続編も非常に楽しみになってきました。大迫力なんだろうな~。

 そしてWikipedia先生によると、本作に登場する航空機は基本的にすべて実機で撮影していて、実機の航空アクションは実際に撮影されているとのこと。す、すげー…! 40年近く前の作品であるのにも関わらず、そして劇場ではなくSurfaceで観たのにも関わらず、ド迫力の作品として楽しめたのは、こういうこだわりのもとにあったのかとプチ感動した。続編である『トップガン マーヴェリック』も実際の戦闘機にIMAXカメラを乗せて撮影したらしいので、どのような映像体験が楽しめるのか乞うご期待であった。

 このようなこだわりにこそ神性は宿るのだと思い、GW明けの仕事もまあがんばるんと思う空母ポンタヌフであった。