2022年3月公開映画を吟味する:年度末の仕事に疲弊した身体に沁みるアクション映画たち

 2022年3月公開映画を吟味する。

 同じようなエントリを先月書きました。このエントリで「観たい!」とピックアップした映画は8本ですが、2月23日現在で観た映画はそのうち2本でした。今週末に「牛首村」と「アンチャーテッド」は観に行きたいと思っているが、最終スコアはどうなることやら…。

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 2月半ばにコロナに感染したと理由もあるにせよ、映画というエンタメのハードルの高さをひしひしと実感した次第である。少なくとも映画鑑賞には、「鑑賞2時間+前後1時間(移動)+トイレ行かないように膀胱と腸を空っぽにする心がけ」が必要である。加えて、観たものが面白いかどうかは観てみるまでわからない。映画というエンタメは時間を投資するギャンブルなようなものだと、病に伏せながら思っていた次第。

 とはいえ、「劇場でなければ味わうことのできない映画体験」を求めて我々は映画館に行くのである。という思考の変遷を辿ったため、「劇場でなければ味わうことのできない映画体験」という観点で2022年3月公開劇場映画を吟味していく。

 

公開予定スケジュール : 2022年3月 - 映画.com

 

 

 

映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021(2022年3月4日公開)

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 ドラえもんの映画には特別な思い出がある。幼いころの夏休み、祖父母の実家に帰省しているときによく観に行っていた。記憶によく残っているのは「ワンニャン時空伝」と「太陽王伝説」。また、いまの妻との出会いのきっかけは「STAND BY MEドラえもん」であった。というこで、ほんのりノスタルジックな気持ちに浸りたいため、劇場に観に行きたい。このスペシャルPVもそのあたりをくすぐる造りになっておりマーケティングにやられてる感もある(笑)。

 

THE BATMAN ザ・バットマン(2022年3月11日公開)

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いったい何人目のバットマン? という感じで、アメコミ映画好き以外はもうワケワカメ!!!! という感じである。しかも下半期にはフラッシュも控えていてバットマン界隈はいよいよ複雑怪奇である。とはいえ、一介のアメコミ映画好きにはこれほど嬉しいことはなく、このダークさを基調とした画作りはドルビーシネマやIMAXといった劇場でしか楽しめない趣があると思う。3時間という時間の長さがネックなので、前日は健康診断前ばりの気合を入れていく必要があるが…。

 

ハングリー 湖畔の謝肉祭(2022年3月11日公開)

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悪魔のいけにえ レザーフェイスリターンズ」を最近観たので、「リアルレザーフェイス!!!」と謳われると観に行きたくをならざるを得ない。家のテレビで観るスプラッター映画と劇場で観るスプラッター映画は大きく異なると思うので、観に行きたいと思っている。ただ例によって近隣の上映館が少なく……実際行くかは不明。

 

ガンパウダー・ミルクシェイク(2022年3月21日公開)

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カレン・ギランが主演を務める犯罪組織に立ち向かう殺し屋を描いた映画。それなんてジョンウィックという感じだが、あいにくジョンウィックを1作目しか観ていない。予告を観る限りエンタメに振り切った小気味良いアクションムービーという感じなので、劇場の迫力で楽しみたい。

 

アンビュランス(2022年3月25日公開)

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トランスフォーマーは遥か遠い記憶の彼方で観たような気がするのだが、何も考えずに脳死で楽しめる映画だったことは覚えている。そんなトランスフォーマーシリーズを手掛けたマイケル・ベイ監督の最新作。エンタメとしてオモシロいことは期待できるので、ぜひ劇場で観たい。年度末の忙しさに疲弊した身体に楽しみを注入したい。

 

おわりに

 まえがきにも書いたとおり、映画の観れる限界は週1がギリギリだと感じたポンタヌフであった。という意味では、3月はちょうどバランスが良い気がする。

 「映画」という切り口にしたので、配信作品は今作には含まなかったが、きっと面白いエンタメが供給されることだろう。気が向いたらそちらも調べて確認してみようと思っている次第である。可処分時間を増やすために仕事の時間を最小限にしたいと思ったポンタヌフであった。